恵みは坩堝の中に

日本同盟基督教団・豊栄キリスト教会公式ブログ

2024.8.25「恐れないで、ただ信じて」(マルコ5:21-24,35-43)

 こんばんは、豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。 本日の新潟ニュースで、「1000万円超の過大支給が判明 新潟市の会計年度任用職員の報酬 日割り支給を事務処理誤り97人に全額支給」と、まるで鬼の首を取ったようなタイトルで報道されていました。ヤホーのコメント欄では相変わらず手厳しい批判が飛び交っていましたが、そんなもん、本人たちがすぐに気づいて発表したんだから、そこまで責めなくてもいいのに、というのが私の感想です。  なぜそこまで寛容であるかというと、今から29年前、同じことがあったから。  忘れもしない、新潟市役所に入社した最初の年の夏のボーナスが支給された日のことでした。庶務のサクマさんから、ボーナスの明細帳票が入った袋をいただき、同じ高齢者福祉課で唯一の同期であったエノモトくんと「どうだった?」「どうだった?」と確認し合いました。同期ですから、ボーナスの金額は同じはず。ところが何と私のボーナスの金額がエノモトくんの二倍もあったのです。落ち込むエノモトくん。  「まあ、人の二倍、努力してきたから。今までも、これからも。」と私は答えましたが、納得のいかない彼は隣の障害福祉課に行って、そこのやはり同期の子の給与明細も確認して、「やっぱりおかしい!」と言い出しました。そこでサクマさんに調べてもらうと、じつは新卒者のボーナスは本来0.5を乗じる計算なのですが、どうやら会計課のほうで私だけ、まるまる1.0倍で出してきたそうです。  一応、一件落着。「みじけえ夢だったなあ・・・」(ナウシカのクロトワ風に)とポツンとつぶやいた私に、翌日、新潟市長ハセガワヨシアキの名前で一枚の書類が届きました。タイトルには「返納命令書」という大きな文字が。  いや、まちがえたの、そっちだし。命令って何? 今だったらこっちが慰謝料を要求するご時世ですが、市長が大好きでこの職場に入ったので、喜んで返納させていただきました。ええ、喜んで。・・・・・  かのエノモトくんも、今では課長級のエースとしてがんばっているそうです。一度くらい教会に来なさいよ。