恵みは坩堝の中に

日本同盟基督教団・豊栄キリスト教会公式ブログ

神学校時代のレポート

説教学レポート「ルターとミュンツァー~世俗権力に関する説教の比較~」

現在、同盟教団の研修会で松原湖バイブルキャンプに来ています。 宿泊は少し離れたところにあるリゾートホテルですが(少し贅沢)、WI-FIがつながっていました。 今回の研修会のテーマは「ルター宗教改革500年」。久しぶりに、神学校時代のレポートを追加し…

文書仮説と進化論(旧約緒論レポート)

先日の祈祷会メッセージで、「ペンテコステ運動が初めて起こった時期(19世紀中盤)が、教会自ら聖書を捨てた時期と重なるのではないか」という話をしました。そのときに説明が足りなかったので、当時興隆した文書仮説についてのレポートをアップします。今…

海老名弾正の説教について(説教学指導:下川友也)

海老名弾正は、近代における日本の宣教史に大きな影響を与えたいわゆる三大バンドの一つである、熊本バンドの代表的人物として挙げられる。しかしこの海老名、福音派の間ではすこぶる評判が悪い。リベラルと批判されればまだ良い方で、筆者の友人である某同…

仏式葬儀への対応(「東洋思想」期末考査答案)

1.現代日本において仏教葬儀にどう対応すべきか。 現代日本における仏教葬儀は、日本の「イエ」=共同体制度における祖先崇拝である。そこには「イエ」に象徴される血縁関係(それはしばしば「近所づきあい」という地縁関係も含む)のしがらみという人間的…

異端者ペラギウス-信仰と生活の一致を目指して-

※以下の文章は、神学校1年時(1999年)「神学英書講読」の提出課題を修正したものです。 ペラギウスは、アウグスティヌスといわゆるペラギウス論争を闘わせた人物として有名である。しかし同時に彼は“異端者”でありながら、アウグスティヌス以上に後世に影響…

伝道者バッハ:『音楽の手帖 バッハ』からの一考察

※以下の文章は、神学校1年時(1999年)「教会音楽史Ⅰ」提出課題を加筆修正したものです。 文末の赤字部分は、指導教師であった作曲家、天田繋氏(1937-2012)のコメントです。 ヨハン・セバスチャン・バッハ わが国におけるバッハ研究の第一人者である角倉一…

旧約聖書緒論「カナン宗教の実態~現代まで続いているバアル信仰」

1928年にシリア北西部で一人の農夫が鍬の先端に石を打ち当てた。その偶然の出来事から始まったラス・シャムラ文書発見は、それまで旧約聖書を通して知られていたカナン宗教の実態を暁光のもとへとさらす結果となった。文書はバアルやアシェラといった、聖書…

高倉徳太郎の説教論(日本基督教史の提出課題より)

高倉徳太郎は我が国のプロテスタント史において、「組織的に神学をいとなんだ最初の人である(1)」(堀光男)と評価されている。しかし生前の彼を知る人々においては、彼は神学者、教育者、牧会者である以上に、第一級の説教者であったという印象が強い(2)。…